Netflixはじめました
最近になってNetflix(ネトフリ)の契約しましたが、皆さんは見てますかネトフリ。
動画はAmazonビデオで見てるから十分なんて、完全な誤解です。
ネットフリックスで、それらはオマケにしか過ぎない、この意味を解説します。
この点、日本だと、既にプライム契約を持っている人が多く、ビデオ見放題サービスとしてはラインナップも豊富なAmazonで十分、という意識の人が多いと思われ、専門サービスのネオHuluやネトフリが苦戦している要因でもあると思います。
配送サービスに期待して契約していた人にとっては実質0円なのに対して、動画だけで650円~1000円というのも大きいでしょう。
また、スポーツ専門放送のDAZNが大きく契約数を伸ばした要因でもある携帯キャリアとの連携においても、ドコモやau等は、既に独自にdTVやビデオパスを展開しており、むしろ強力なライバルになっています。
今後、米国のサービスから独立したことで、世界でのバックボーンが全くない日本だけのHuluは相当苦しいかと思います。
一方、世界を制しているのがネトフリ。
それ故に、膨大な契約者数を背景に、年間のオリジナル番組制作費が、日本の全民放局合計値を上回るそうで、Amazonと正面から殴り合いを続けられる体力があるプレーヤーと言えます。
私も、そろそろ、そのビッグウェーブに乗っておかないと、世界的潮流から取り残されるのもマズイだろうと、いわゆるネトフリオリジナルを見る為に重い腰をあげた訳です。
彼が政府、警察、敵対組織との戦争(抗争)に明け暮れる半生を描いたドラマ
引用元 https://www.netflix.com/title/80025172
ネトフリ契約したら『火花』は見といて損はない
特に、いわゆるキラーコンテンツとなったのが、ピース又吉が芥川賞を受賞したことでメディアミックス的な展開が行われている『火花』であり、潤沢な予算を背景にネトフリで映像化されているのを知ったのは大きなキッカケでした。
この原作は、売れるかどうか瀬戸際ラインにいる若手お笑い芸人を描いた※青春ストーリーな訳ですが、作品内のセリフを引用すると『淘汰されずに生き残った』プロ中のプロが書いた事によるリアリティーは、もはや半自叙伝的な作品と言っても過言ではないと言えます。
※ こう書くと、いわゆるチャラい作品をイメージする人がいるとアレなんで補足しますが、文学畑な作品なので、少し内面的な、ウジウジした感じですけど、ゆえに重さがあって良いわけです。
また、お笑いシーンが映像化した事によって、これまで読み手により脳内補完されていた速度や動き、テンポと言うものが、よしもと全面バックアップによるプロクオリティで再現されたのは非常に映像化の意味があったと思います。
原作の看板だけ借りて金儲けしようという、浅ましい根性による何の意味もない映像化が乱発している中で、素晴らしい事です。
Amazonにはない作品
さて、他にも昨今ではアニメでも、テレビ放送はするのですが、ビデオオンデマンドには特定のサービスにしか出さない、制作委員にAmazonやネトフリが入ってる作品というのが、あります。
例えば、甲鉄城のカバネリはAmazon、BLAME!の映画版やクジラの子らは砂上に歌うはネトフリです。
アニオリだけど怒るファンは一人もいない、というデキじゃないですかね。
この点で優勢なのが膨大な制作費を持つネトフリであり、また、契約してみて思うのは、Amazonが買わない様な値段が高い作品も買っているのではないでしょうか。
例えば、美味しんぼは両方にありますが、Amazonだと日米米戦争等のスペシャル版がありませんし、プロフェッショナルやプロジェクトX等のNHK作品もありません。
勿論、細かく吟味すると逆パターンもありますが、総合的に見るとネトフリの方が多いかなぁという印象です。
そんな訳で、最近はAmazonの滞在時間よりも、ネトフリの滞在時間の方が断然増えているのですが、オリジナル作品も興味がある奴は何個かチェックしたので、それ以外も見てみるかと、プロジェクトXを何となく見てみたんですよ。
いやいや、今見てみると、かなりヤバイというかツッコミどころ満載な感じですね、これは。
なので次回は、何の気なしに見た、プロジェクトXについて書きたくなりました。