晩夏のフカセ釣り

twitterで全てを伝えるには長くなりそうなのでブログにまとめる事にした。

 

今回の釣りは、2つの誤算から始まった。

 

9月の中旬、真夏の暑さも薄れた事もあり、以前よりチヌをメインとした堤防フカセ釣りで訪れたいと考えていた、とある堤防に行く事にした。

 

 

さて、公共交通機関で釣りに行く上で、釣り場の近隣がベターではあるが、もしくは経路上に、集魚剤を購入可能な釣り具店があるかどうかは重要な要素である。

 

今回のキッカケとして、これが先ずクリアしたという条件があったのだが…。

 

誤算、その一

 

facebookを見る限り、その釣具店に定休日はなく、木曜だけは13時まで、となっていた筈なのだが、訪れた私の眼前には、平日は13時までと店前の看板では告示され、所狭しとルアーから船釣り、磯釣りの道具が並ぶ店内ではなく、クリーム色のシャッターだけが存在した。

 

「あ、開けてくださいっ! 大西がっ!大西が落ちていたドッグフードを食べて急病なんです!」

 

と生放送でもしていればシャッターを叩く意味もあっただろうが、観客なきボケはただの奇行であり、とにかく餌が買える釣り具店の側にするしかない別プランに変更せざるを得なかった。

 

リカバリーが効いた理由としては、釣り場の近隣ではなく、経路上の早い段階で餌を確保する予定だったこともあり、事なきを得た。

 

 

誤算 その二

 

軌道修正した先で釣り餌も無事購入し、釣り場に向かった。

 

集魚剤として、浅い事から『爆寄せグレ』、そして今回はサナギ中心で考えていた事から、『荒びきサナギ』、これにまいばすけっとで購入した人間が食用の『スイートコーン』を2パック(付餌に一握り取る)を足した。

 

付餌は他にサナギをひとパック購入。

 

さあ、コマセも仕掛けも整い、行くか!と言う所で過去最悪の誤算が発覚した。

 

たも網はあるけど、棒がない…。

 

どうすんだこれ。

 

冷静に考えた結論として『ハリス二号あるし、よほどのことがない限り抜き上げられるだろ』と言うことで、ゴロタメジナをやる様な、道糸3号、ハリス2号で釣りを開始する事にした。

 

 

釣り人あるある

【 そういう時に限って …】

 

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磯の上に建てた様な堤防で、随所にシモリがあり、水深は干潮な事もあり2メートル前後、透明度は高く、向かいの強い南風が無ければ、かなり先の底まで見えるだろう。

 

写真中央上にも、大きなシモリ根が、画像水平方向に入っており 、その手前を釣る。

 

一投目から、ウキがジワっと沈む、根掛かりか?

 

しかし、つけ餌のサナギが下半分無くなるのだ。

 

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サナギの使用経験がある人なら解るかもしれないが、非常に持ちが良い餌で、つい先日にボラしかいない不幸な海では、三度、四度と打ち直しても、つけたまま、だった。

 

 サナギは食われている?

 

一投目からの好反応に疑念を感じつつも、期待が高まった3投目だった。

 

再びウキがジワっと沈んで行く、今度は合わせずに様子を見ると、更に深く、ウキが殆ど見えなくなるまだ沈む。

 

竿を立てた瞬間、こちらが引いた力を、そのまま弾き返す様な手応えが返る。

 

期待感と共に脳裏によぎる不安。

 

だが、しばし、その不安も忘れる様な鮮烈な時間が訪れた。

 

沖だけでなく、左右にも大きく磯が張り出しており、更に、その構造は、いやらしくもオーバーハングしていて、どうぞ潜ってくださいと、言わんばかりに釣り人からは見える。

 

それを熟知している魚も左に行ってダメなら、今度は右に、と目の前を何度も左右に横切る展開が続く。

 

こう言う時に、鯉なども顕著なのだが、とにかく隙があれば魚の顔を水面から出す様に操作する。

 

ジャンプでのバラシが多い、シーバスやバス、トラウトと違い、元気なのに大人しくなる性質がある様に感じる。

 

「どうしたものか」

 

足元で、沈静化に成功した銀輪に我に返る。

困った事に、太いのである。

 

魚の重さは長さよりも、太さに占める割合が大きく、例えば70cmのシーバスでも3キロに満たない物から、時に4キロを越える個体もいる。

 

下手すりゃ3キロ以上ありそうだな、抜き上げるべく道糸を手に取り、手応えを確かめる、竿で引き抜けば折れるのは間違いない。

 

ハリス2号では、一か八かの重さを確信する、ちょっとでも歯などで傷があれば即、そこから切れるだろう。

 

グッ、魚が水から浮いた、おっ?いけるか、と思った矢先、魚が尻尾を振った事で表面張力の如く保たれていた均衡が弾けた。

 

ヒゲを生やしてしまった申し訳なさが浮かぶ

 

もう、やめるか? 

 

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殆ど投げていない大量のコマセに視線を落として考えた。

 

試しにコマセだけ撒いてみると、トンデモナイ光景を見た。

 

クロダイが水面でコマセ食っとるが!

 

 

…ポクポク……ポクポク…チーン!

 

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網はあるのだ。

 

そうだ、落としダモを急造しよう。

 

 

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若干時間がかかってしまったが、先ず5号のリーダーラインで、タモのネジ部分を固定する事に成功、次に肝心の姿勢制御と、引き上げる構造を水汲みバケツのロープで完成。

 

お、いけるんじゃね?

 

作成している間にも潮は動き、やや水深が深くなった。

 

コマセを撒いてもクロダイの姿は見えない、散ってしまったか…。

 

海の生活圏は時間割なのだ。

 

ここからは怒涛の

 

アイゴラッシュ

 

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落としダモ、完全に機能する。

 

 

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だが ツライ、ぶっちゃけクロダイより引くのである、太いし。

 

 その後、延々と、2時間当たりが出続け、そして、水面でコマセを食い出す。

 

それは流行りか、流行ってるのか!?

 

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いちいちデカイ。

 

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付餌をサナギコーンにしてみるも無駄。

 

更に半端ないサイズもいる様で、ゴロタで40のメジナをかけても平気なセッティングなのに、何も出来ずに沖の根まで走られて、道糸ごと切られてウキを無くす(´;ω;`)

 

 当たりが出すぎて、コマセより先に付餌がなくなる。

 

もうサナギも無くなったし、日も沈むし、コマセを撒かないで、コーンだけ付けて、流して見た。

 

うん?小さいのが、かかったか。

 

30オーバーも含むアイゴを2時間釣り続けたので、手の感覚がおかしい。

 

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25cmくらいのメジナである。

 

コマセいらんのかい、そもそも、コーン食うのかおまえ。

 

最後にコマセに混ぜた中からコーンを拾ってメジナ連発を楽しんだのであった。

 

落としダモを最初に閃いていれば、と後悔も浮かぶが、これはタモ柄を忘れた事も失態だが、何よりも思考停止に陥った事こそが、次回への教訓とすべきだろう。

 

帰りの電車で適当に書いた故に、誤字脱字は仕方ない。

 

 

フカセ釣りで使ってる竿

 

シマノ ロッド ボーダレス BB 磯 420M-T 4.2m

シマノ ロッド ボーダレス BB 磯 420M-T 4.2m

 

 

 

 

特攻と玉砕と八原博通

毎年、この季節になると大なり小なり話題に上がる、というか不毛な議論を見かけるテーマである。

 

先ず、神風特攻の様な作戦を企画立案した運営の話と、軍という組織の一員として命令を受けた個人では大きく異なる立場の違いを前提に置かなければ、特攻の意味や、無駄な作戦であったのか、とか言ったところで、不毛になるのは当然である。

 

それはつまり、個人として、プライベートライアンで米側兵士の間で使われていたスラングで言うと、フーバーな命令に挑む立場として意味や必要性を見出すのか、更には我々の様な未来から見て、彼らに対し、それらを汲み取り理解を示すのか、という話と、

 

奇襲としての成功体験に傾倒し、完全に対策を取られ、必ず死ぬと言う意味で、作戦に従事すれば必死を当然とする作戦としては効果が低すぎるのを解りながらも継続し続けた運営の責任であり、その作戦自体の必然性を問う議論が噛み合う訳はないのである。

 

例えば映画プライベートライアンでは、「1人の為に9人が死ぬのか」というフーバーな作戦に対し、作戦に従事した隊の隊長は「この戦争で人に話せる様な立派な事を1つくらいしたい」と本人が、運営側の意図とは異なり、落とし所を見出したシーンが描かれる。

 

それに対して、仮に作戦に従事する9人全員が戦死する確率が高いとして、「4人兄弟の内、3人が同時に死んでしまった末の弟を母親の元に返す」為に企画立案したのはどうだったのか、と言う評価をする事は、根本的に全く異なるという事だ。

 

そして、今や享年は私の半分以下の方が多い神風特攻に従事した彼らに対し、こんな作戦など無駄であったなどと言うのは、余りにも無礼であり、特攻を論じたいのであれば、決して誤解を与えない様に、そういった前提をくどい様に明示しなければならず、この部分で誤解を避ける努力が余りにも足りていない論者が目立つ。

 

特攻という行為の賛美ではない、特攻に従事するにあたり、その意味を苦しみの中で見出し、自身は必死の運命だとしても残される者に、後世に希望を託すことで、精神的な意味で死中に活を求め飛んでいった若者達に感謝の言葉を送ったり、褒め称えたとして、何が悪いのだろうか。

 

例えば、永遠のゼロで描かれるのは、この飛び立っていく人間の精神性である。

 

そして神風特攻の効果は初期段階では一体のものがあり、末期でも弾薬の損耗や、警戒体制の維持しなければならない等の効果はゼロでなかったにせよ、それらは「死んでこい」と命ずる必死の作戦の効果として妥当なのか、という点において、批判は免れないであろう。

 

そして、昨今において「特攻の賛美だ」と苛烈な批判が出るのは、戦後においてもまだ、それら作戦立案や運営に関わった生き残った側による自己保身や自己正当化が行われた結果でもあるが『本当に勝利を最後の瞬間まで追求していたのか』という点で、右翼なのか極右なのか、わからないが、そちらの方面の方々にも考えて頂きたい。

 

日本には未だに、どうせなら最後は美しく散る的な、苦しくなった勝負を途中で投げ出す、脆弱な精神を表した逃げ口上が、価値観が、根強く存在している。

 

これを戦時に色濃く反映したのが玉砕行為であり、神風特攻の効果が低いと解っていながらも継続されたのを後押しした。

 

かつて、生まれながらに身分として、持つ者と持たざる者が立場として明確な時代、『死より重い名誉』は確かに世の中に存在した。

 

しかしそれは個人、せいぜい家の話であり、国家対国家の枠組みで、全体として、チームプレーとして勝つ為には無用な概念であり、それを最優先してしまう事、それに至る選択をしてしまう、人材育成、つまり教育が間違っていると言える。

 

また映画の話となるが、ザ・グランドエスケープ(大脱走)という作品をご存知だろうか。

 

英米のスターが集結し、マックイーンの代表作となったこの作品は、第二次大戦においてドイツの捕虜収容所を舞台にした、脱獄計画をメインストーリーとしている。

 

「もし捕虜となれば、脱走を計画し、敵後方を撹乱せよ」

 

作中に何度か出てくる彼らの概念として、合理的に勝利を目指した英米は、捕虜を保護しなければならないという条約を逆手に取る教育を兵士に行なっていたのが解る。

 

全体での戦いとして、相手に負担を強いる、損耗をさせていく中で、捕虜を管理する重さを理解し、状況を最大限に利用していく。

 

これと対比すれば玉砕というのは、いかに個人的で全体での勝利を放棄した「最後まで勝算を求める行為」には程遠いだろうか。

 

ただし、これは先の特攻で述べたように、その決断に至った個人を責めるものではなく、教育の不備に責任がある。

 

更に、この価値観はあれから70年以上が経過した現代にも色濃く残っているが、特に戦後、昭和の時代は『恥ずかしながら帰ってまいりました』の様な発言に見られる通り、生きて帰ってきた兵隊を苦しめた。

 

中でも、沖縄戦に高級参謀として関わり、生還した中では最高階級であった八原博通に対する評価は余りにも不遇と言わざるを得ない。

 

八原は作戦本部の崩壊後、来るべき本土決戦ではもっと上手く、米国に打撃を与える為にこそ自決せず、民間人に紛れてでも何が何でも生き延び本土に情報を持ち帰る事を画策し、最後は民間人を巻き込んだ玉砕ではなく投降を選択した、当時の日本で見れば異質なまでの合理主義者である。

 

勿論、余りにも軍人として、最後の局面まで勝算を求めた結果、首里の放棄による南転で退避していた民間人へと被害が拡大してしまった選択を非難されるのは仕方がない部分もあるだろう。

 

だが、自決せずに、玉砕せずに生き残ったからといって、彼に対する評価がとても低いのは残念でならない。

 

苦しい局面でも諦めもせず、投げやりにもならない、特に高級参謀という立場ゆえに自分の意見が全て通る訳でもない中で議論に妥協点を見出し、少しでもより良くしていく落とし所を作る精神的なタフさは尊敬に値する人物である。

 

戦後は、高級参謀として沖縄に関わった責任を感じたのか、戦争の話は一切せず、公職には一切着かず、田舎で大変に貧しく暮らしたそうだが、彼の様な人物こそが戦後の日本に必要な人材であったのでないかと、余りにも人として生々しい所を感じない実直さが悔やまれる。

 

晩年、突然に神奈川県の鎌倉に住むと言いだし、そこで生涯を終えたそうだ。

 

八原博通に興味が湧いた人は、彼の苦闘なる日々を綴ったこちらの作品をお勧めする。

 

筆者の稲垣氏は元朝日新聞の記者であるが、かの新聞にも優秀な人材がいる、まともな時代が、あったのだと、知ることができるだろう。

 

 

沖縄 悲遇の作戦―異端の参謀八原博通 (光人社NF文庫)

沖縄 悲遇の作戦―異端の参謀八原博通 (光人社NF文庫)

 

 電車に揺られ1時間で書いた雑文にて失礼。

 

攻殻機動隊(実写版 ゴースト・イン・ザ・シェル)はもっと評価されて良い

今年も大量に、人気原作漫画の実写映画が公開された、又は公開を予定されている。

 

中でも、進撃のナンチャラ再びかの雰囲気を醸し出しているのがハガレン(鋼の錬金術)であるのは間違いがないのだが、今さらウィンリィが金髪じゃない、みたいなディテールを追求するのは、問題の認識が異なっていると思う。

 

(公開された出演者ビジュアルに対して、背景をビッグサイトにしたら納得=コスプレイヤーのイベントに見える、と言うコメントは納得感が有るのはあるとして。)

 

問題の根本は、銀魂の様な、そもそもギャグのネタが日本人にしか解らない様なドメスティックな作品を、既存の※国内向け商売のレールに乗せるのは、低予算でもやりようがあるから、まだいいとして、

そもそも登場人物に日本人なんて1人も出てこない上に、ロケーションだけでも壮大なスケールで、5秒間の錬金術バトル1つとっても大変そうなアクションシーンを抱え、役者の演技力も重要なダークファンタジーでシリアス作風のハガレンを、提供側の都合で、そこに使ってしまうのが問題なのである。

 

※ 国内向け商売とは(私の認識)

 

この原作ならX万人動員は狙えて、更にタレントのAとBを使えばプラスでY万人と言った足し算で作られる、国内しか見ない故に、その制作予算じゃまぁ無理でしょと言うスケールの作品まで実写化する商売。

 

そんな制作ラインに乗せて作られた、原作ファンから見れば最初から敗戦処理の様な(提供側に原作に対するリスペクトがゼロな)作品で、今さら、髪の毛の色が〜、みたいなディテールをツッコむ、なんて意味がないよね、と言うのが私のハガレンに対する意見を見た感想。

 

頑張っては見た結果として、最終的に、う〜ん、となるかもしれないが、ハンガーゲームのジェニファー・ローレンスや、エマ・ワトソンをキャスティングできる様な、世界をターゲットにした挑戦というか、枠組みで、故にビッグバジェット(大規模な予算)で作る、と言うのがスタートラインとしては、より納得感があるのではないだろうか。

 

その出来上がりが、必ずしも原作ファンを満足させるのかと言えば、どうしてもより万人向けにする以上は、キツイ言い方をすれば『バカでも泣ける化』しなければならなくなり、

それは炭のままじゃ広がらないので、より多く面積を塗りつぶすために墨汁にすると炭愛好家が、「違う、炭じゃ無いじゃないか」と激怒するのは仕方がない所ではある。

 

ただ、それ以前に、もう国内向けのそこそこ儲かりゃいいよね妥協プランの作品では、ストーリー、脚本や演技以前に、絵が論外なのである。

もうファミコンはおろか、プレステ1の画質じゃ無理と言う意味で。

 

さあ、ここでそれを踏まえて本題、攻殻機動隊(実写)である。

 

現状で、特に熱烈な押井ファン(と思われる人々)からはボロクソに叩かれている、攻殻機動隊(実写)である。

 

この映画は、荒巻にビートたけしを起用するなど、何故最後で日和った感のある詰めの甘いキャスティングが見られるなど、隙は多々あるにせよ、既存の日本しか見てない前述した論外の枠組みとは異なり、ハリウッド水準で制作された、正にビッグバジェットな作品であるのは間違いがない。

 

この点において、私は、現代水準のエンターテイメントとしてバージョンアップさせる事に成功したかどうか、こそが最も重要であり、その観点で、この作品を世間の評価とは異なり好意的に評価できる部分もあると考えている。

 

アニメの攻殻機動隊は、どんなに素晴らしさを語っても、その絵じゃもう無理だよ、それらをリアルタイムに原体験していた人は、今見ても思い出補正で、どうにかなるけれど、そうでなければ通用しないよ、と言う、当時とは異なり、「◯年前に作られたにしては」という前置きが必要な、古さを感じざるを得ない状態だと思う。

 

この辺の感覚は、現在最先端のエンターテイメントとして、何を体験しているかが、感想を分けるのではないだろうか。

 

例えば完璧な画面のコントロールは、手書きのアニメでしか出来なかったのは今や昔で、ゲームの世界ではよりハイクオリティを追求した上で、それを実現しているし、

 

ゲームが実映像への接近、リアルを追求した事で、いわゆるコンピューターグラフィックが実写との境界が曖昧になった結果、実写でも完璧な背景、完璧な画面のコントロールが可能になりつつある。

 

 

 

 今後、どんなフィジカルエリートが挑もうが、これを越えるアクションを行うのは不可能。

不気味の谷を越えた、全編フルCGで作られた完璧なアクションシーンは必見。

 

ファイナルファンタジーの映画化を笑う時代は終わった。

 

 

そして、今や、エンターテイメント界に対する現状認識として、作品がハリウッド映画より売れるのが、そのリアルを追求した表現力を持つゲームなのを理解しているかどうかで、いや、体験しているかどうかで、実写版攻殻機動隊の評価は異なってくると思う。

 

作品が人を虜に、魅了するか、没頭させるか、というテーマにおいても、◯◯を×回観た、みたいな話をしたところで、100時間、200時間が珍しくないゲームプレーには到底及ばない。

 

 

ストーリーや設定、日本向けに日和ったキャスティングなど、叩く為の叩く要素はいくつもあるだろうし、見つけられるだろう。

 

だが、それ以前にスタートラインにすら立てていないと言うか、最初から立つ意思のない作品とは異なり、

 

それはGTA5、ウィッチャー3やフォールアウト4、ホライズンゼロドーンと言った、最新のエンターテイメントに触れている肌感覚を持つユーザーとして、日本のアニメ原作としては初めて、水準に達したと言う視点で評価し、見ておいて損はないレベルであると考える。

 

 

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例えば、これをGTX1080で動いてる最新のゲームです、と言われてもパッと見では違和感なく「おう、かなり頑張ってる作品やね」と受け入れられてしまうかどうか。

 

 

一方で、それらをプレーした事がない様な、つまり最新のエンターテイメントの水準を知らないが故に、一切の評価をせずにアラだけを叩いてる人々を見ると、

若者に人気のバンドに難癖を付ける人達と同じくらい、あの様な時代遅れにはなりたくはないなぁと自戒の念を覚えるのであった。

 

 

 

 

炭愛好家が墨汁になって気に入らない、と言うだけの話で、その感情を正当化する為に大層な理由をつけている様にしか思えない。

 

映画館で観賞した際に隣の席は、10歳位の男の子だった。

彼にとっての映画の、映像のスタンダードが、これになるのであるし、こういった積み重ねにより、世の中のアベレージは間違いなく上がっていく中で、それでも一歩先の最先端にはいつでもキャッチアップしていたいと思う。

 

VRの普及はDMMが勝敗を握るだろう(キリッ

野池キングになれ これからの『釣りのプロ』

ツイッターのプロモーション(広告)枠でイマカツ(今江克隆さんの通称)のコラム記事が流れてきたのを見た。

 

無料で読めるらしい。

 

今江克隆/バス釣りの水平線 連載第18回 | Fujisan.co.jpの雑誌・定期購読

 

文中で使われるタックル、用語等は時代の流れもあるが、内容としては私が『釣りトップ』時代に読んでいた彼のコラムと、読者からの質問というお題をテーマに語る、という点も含めて変わらないなぁという感想を得られ、あの頃を少し懐かしく思い出した。

 

注釈  釣りトップとは学研が発行していた小中学生向けの釣り雑誌で、ブームを先取りして1990年頃はバス一色の内容になっていた。

 

それは、いわゆるワールドシリーズ(っぽい名前のバストーナメント)が始まった頃であり、同紙ではあの村田基さんもバスプロ的な立場で連載している等、黎明期らしい状態であった。

 

ちなみに村田基こと、通称ジムは三ヶ月に一回位、『いかに俺のボートは日本で1番速くて、誰もついてこれないのか』を語り、謎の優位性(まあ確かに有利だけどさ)を誇っていた。

 

 さて、話は戻るが、そんなイマカツ氏のコラムで未だ印象深いのは、読者からの質問で『バスプロになりたいのですが、どうしたらいいのでしょうか』と言う、ショースポーツのトッププロだけでなく、メディア等で活躍している人や、趣味系、又はジャンルとしてファンが多い業界のインサイドにいると受ける事が珍しくはない憧れにより生まれる疑問に回答した記事であった。

 

今にして思えば、まだイマカツ氏自身もサラリーマンの時代であり、バスプロとして駆け出しというか、バスプロと言うもの自体が漠然とした時期であり、プロ野球選手の様に自信を持って少年に明確な道を示すと言う確度で答えるのは難しいかったと思う。

 

それでも氏は、今のテンションと変わらず答えた。バスプロは断言しなければならんのである。

 

『野池キングになれ』

 

その手法の方が鮮烈で(最初は上手い奴に取り入ってでもメソッドを盗んで、いろんな奴から吸収すれば君がナンバーワンだ的な…)、肝心のなぜ野池キングになる事がバスプロに繋がるのか、と言う、風吹けば桶屋理論の部分は記憶が曖昧ではある。

 

まぁ、実際に現在(2016年頃)の状況として、ルアマガでイマカツ氏が言っていたのだが、イマカツが大手メディアでプロモーションしても大して売れなかったルアーが、地元レイクしかやらない地元アングラー(正に野池キング)が徹底的に一つのレイクで釣り倒したら火がついて凄い売れる、みたいな事は起きてるらしい。

 

ただ、別にその時の記事は、そんなネットによる情報拡散により人気や話題が伝播していく時代を未来予知をした訳でもなく、もっとシンプルな地区大会の先に、県予選があって、関東大会、全国大会があり、先ず地区を突破せんと話にならん的な部活ノリの話だった気がする。

 

 

一方であれから30年近くが経つ割には、釣りのプロと言うのが、未だに職業としてプロ野球選手のように確立されてはいないにせよ、活躍すれば良い野池といのは見えてきた気がする。

 

それは何処でも多々起きている構図で、特に紙媒体が最大手のメディアとなる様なジャンルで、個人メディアによる逆転と言う地殻変動である。

 

ここで若干話は迂回するが、街の本屋をAmazonが潰したと言われたが、実の所、Amazon上陸前にコンビニが回転の早い雑誌、週刊誌を中心に年間5000億円を奪っている事実は意外と知られていない。

 

もっとも、その奪った売り上げ自体、売り場面積の争奪戦が激しいコンビニ店頭にてあれだけのスペースを確保し、見た目は派手に売っているが、実はピークの半分以下(年2000億円程度)になっており、象徴的な事例として週刊少年ジャンプの様なキングオブキングスですら凋落しているのが、紙と言う媒体の現状なのである。

 

また、広告媒体としての信用を高める為に、本当に印刷所が発行した部数を証明する、発行部数証明書、というものがあり、先のジャンプを始めとした漫画誌、文春に代表される週刊誌、さらには趣味のジャンルではゴルフ誌などがこれを行なっているが、釣り雑誌は一つもやっている所が無い、というのが、お察しください、と言う事なのだろう。

 

 

このネットによる自分メディアを活用しているかどうかで差が現れ始めたのが、2000年代から10年頃における東京湾シーバスゲームシーンではないか、と最近感じている。

 

大野ゆうき、村岡昌憲、と言う両者が、あれほど圧倒的に支持されている要因として、何処で差がついたのかを考えると、ブログの存在は大きかったと感じる。(これは2010年以前、fimoが始まる前の話で、始まった時は既にトップクラスだった。)

 

レガシーなメディアと言うのは、取材の当たり外れは時々有るにせよ、有る意味で差をつけてくれないからね。

 

この点で、彼らはネット上における『東京湾シーバス池』を制したと言えるんじゃないだろうか。

 

ここで大野さんの様に〜、を目指してブログで行く、本当にプロになるんだ、と言うのであれば、質量共に彼らを越えるって事を先ずやらないとむりなんじゃないだろうか。

 

更に、ブログというのが世の中に広まったのが2000年台前半であり、当時の最先端メディア、それはいわゆるツール、道具であったのに対して、今後、又は今からスタート、という事を考えるのであれば、この先は当然、動画という選択肢が出てくる訳だけど、撮影や編集は思ってるより簡単ではなかったりする、特に一人だとね。

 

この参入障壁は年々、機材の低価格化により解消はされているのだが(昔は動画編集ソフトとか10万円位はした)、特に、現状を見ると、イマカツの様な『釣り人が釣り人として憧れる存在、バスプロの系譜としてのユーチュバー』と言うのはまだ座席が空いてる感はある。

 

 

この点を詳しく説明すると、例えば芸能人が使えば、その圧倒的な発信力で恩恵を得られるパターンというのは実のところ動く商材は限られ、どちらかと言えばジャンルを発展させる存在であり、大成功すれば、かつてのバスブームでいうと、木村拓哉とか奥田民生糸井重里(その他大勢)であり、時にジャンル規模を拡大するパワーを持つ。

 

一方で、イマカツの系譜にあたるプロというのは、フォールの姿勢がちょっと良い、とか、巻き抵抗が違うとか、やりこんだ人に訴求する商材が中心になり、閉鎖水域で勝つ、正に野池キングにあたる。

 

既存の一定の影響力を持つユーチューバーは前者にあたるが、後者のユーチューバーは今の所、影響力という点で抜け出している人は居ない、という話である。

 

この為、釣りを専任的にして収入を得るという場合、先ずスタンスとして、釣り好き芸能人枠なのか、イマカツ路線なのか、自分がどうなりたいのか、という目的意識は必要であるし、芸能人枠は既に上が詰まりつつある。

 

 

また、芸能人枠で釣りを普及させるというのも、テレビが絶対的な影響力を持っていた時代と比較した場合、簡単ではない。

 

近年、テレビを中心に、レガシーメディアの力というのがバカにされているが、現状の具体的に持ってる数字を分析した上で当時の宣伝力と同じレベルでPRするのであれば、

トップ20迄のユーチューバー全員と契約して、企業案件として釣り動画を上げてもらい、更に企画として日本ユーチューバー釣り頂上決戦みたいなシリーズを2,3年は続ける極めて大掛かりな枠組みが必要だろう。

 

なぜなら視聴率1%の価値が今とは違うし、瞬間の同時視聴数で2000万、3000万人という数字は、視聴層が重複している事により限定される動画とは影響力として桁が違いすぎるのである。

 

 

また、目指せ野池キングだとしても、バスの様に極めて整備されたトーナメントがあるにも関わらず、そこで勝っても物が動かない時代、キングの定義も単純に釣り勝つではなくなっているのではないだろうか。

 

特に、ブログにせよ、動画にせよ、「どう?俺すごいでしょ? みんな凄いって言って!」と言う、ただ自己の顕示欲を満たす為のスタンスで創作しない事を忘れない事が重要だと考える。

 

これはつまり、デカイ魚を釣る、沢山魚を釣る、ある意味、時間さえつぎ込めば達成できてしまうと多くの人が感じている、それ以上の何かを提供する事が求められている、更に言うならば感謝や尊敬を他人から得るとは何かを本質的に考える必要があると思う。

 

 

最近、話題になっているが岡田斗司夫さんは10年近く前から、お金よりも評価が重要になる世の中、評価経済というものを提唱してきた。

 

評価経済社会・電子版プラス

評価経済社会・電子版プラス

 

 

 

iPod touchから電車に揺られる1時間で書いた雑文故にご無礼

(ちょっと説明不足の箇所を加筆修正しました。)

 

 

P.S

 

ところで、イマカツによると今年はマグナムフローティングバイブが、くる!らしい。

 

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それはこれの事なのだろうか。

 

泳ぎを見ようとシーバスロッドでチョイ投げしたら、ロッドのティップがバキッと折れたのでそれ以来封印している因縁のルアーである。

 

永江一石さんの絶対に負けられない戦い

ブログ界隈じゃ 有名 にカテゴライズされる永江一石さんが新たなる戦いに挑みます。

 

今更、氏について説明も不要かと思いますが、社会に切り込んでいくブログ界隈において昨年末にはいい加減な医療情報を掲載していた剽窃サイトを追求したり、昨今では豊洲移転問題や禁煙関連の法案などで、記事を通じて発せられる発言が高く注目されております。

 

氏の記事が世間で一定の評価を受けるのは、先日も8年後の日本についての考察が好評だったように、何よりも先ずデータに基づく明確な根拠の問題提起であり、それに対する独自の発想による解決策の提案が、水戸黄門のような勧善懲悪的な構図を作る心地よさがあるかと思います。

 

さてそんな氏が投じた、先日の記事ですが、見て下さい、どうですか、ワクワクするタイトルですよね。

 

www.landerblue.co.jp

趣味系はマーケットが分かってる人がいないとダメ

 

まぁ、そうですよね。

 

「釣り」と「横乗り」は全然ダメです。ハイ。

 

まず「釣り」だが、ほとんどがブラックバスである。自分はもとこれのプロだった(笑)んだが、いまはもう昔の面影はなく、人気は凋落、釣り具も売れてない。なのにほとんど番組構成はバスである。

 

人気も無く、釣具も売れていないバス番組ばかりのAbemaTVの人間はマーケットを分かってない、と言われてるんですが、正直?マークでした。

 

外来魚問題とかは、この際、横に置いておいて、日本の釣具における市場規模の内、35%はブラックバス、単一魚種の製品なんです。

 

氏が推薦する、海でのルアー釣りは、スズキ、ヒラメ、マゴチ、クロダイメバル、アジ、アオリイカ、ブリ、ヒラマサ、タチウオ、マダイ、まだまだその他多数、更に釣り方も川、浜、磯、岸壁と多岐に別れ、それらを全部足して、やっと30数%程度となってます。

 

これはいわゆる業界向けな、業者御用達の釣具新聞に掲載されたデータとなります。

 

 

データを注視される方なので、業界向けの情報をご存知ない事で誤った発言をされてると思い、連絡したところ…

 

 

 

お、おう、俺のダチは◯◯なんだぜ、と言ってビビらす、中学生ですかね。

 

また等級はこんな感じでしょうか。

かなり業界人 > そこそこ業界人 > 業界人 > ちょっと業界人

 

それに誰も人口の話はしてないんですよね。

 

いやいや、逆に業界の人なら皆知ってると思うんですよね。

 

何故かと言うと、釣具業界では毎年1~3月に大規模な展示会が全国で展開されるのですが、そこで大手総合釣具メーカーを除けば、ブラックバスはブースのデカさと集客が圧倒的ですから。

 

一体、何処の誰が永江さんにそんないい加減な事を教えてるのかと思いましたが、まぁデータを最重要視する氏なら、誤解を解くのも容易いかと私は思いました。

 

 

 

皆さん…、そして、俺、今製品作ってるからという謎のアッピール(白目)

か、買わせて頂きますね。

 

 

 

東京生まれでヒップホップ育ちですか?

 

そもそもタダの釣り好きが絡んでると思い込んでらっしゃるようですが、タダの釣り好きが業界向けの新聞に半年前に載ってたデータ知ってる訳がないじゃないですか。

 

殆ど、どころか、大体が他人みたいですよ。

ああ、すいません、片思いなんですね、ロマンチスト(うっとり)。

 

 

若干話が逸れますが、このツイートで『おかしい』と言ってる時点で業界に疎いですね。

 

元々Abemaの釣り番組はスカパーの釣り専門チャンネルで作られた、釣りマニア向け有料番組の古いのを買ってるだけなんですが、これ視聴者のお金で作ってるわけじゃないんんですよね。

 

それなりに大きい所じゃないと出せない金額で作ってる、結果、どれだけ番組表においてジャンルが多彩になるのかは、全ジャンルの総合釣具メーカーではなく、魚種の専門メーカーの数で決まるわけです。

 

ここでブラックバスは市場を単一魚種で35%を占める大きなマーケットがあるので、CSなら釣り番組を持てる規模の会社が多数ある、それだけのことです。

 

Abemaがどうこうではなく、映像買い付け元の段階の話です。

 

 

閑話休題

 

で、データはどうしたと。

 

かつて氏は言った。

 

 

 なるほど、それは困ったもんですねぇ。

 

 

 

 

 

業界向けの専門新聞が取材して記事にしたデータを提示してるのに、たまたま行った釣具店の売り場面積で反論してくる人はどうしたらいいんですかね()

 

岐阜とか長野みたいな内陸行ったら海釣りルアー用品なんて殆ど置いてねーよー!

 

釣具店は近所の釣り場環境に合わせますから。

 

 

 

やはり広大な宇宙空間、コスモを感じるインターネットで、人と人がわかりあうには、ニュータイプになるか、データが必要だ。

 

 

全くその通りだと思いますよ先生!

 

 

ええ、何処の誰だかご存じなく申し訳ないですが、全くその通りだと思います。

 

 

 

そうだ、データこそ命だ!

 

 

と、言われてたので、知り合いが業界人とかどうでもいいので、データで話をしましょうよ、とふった所、とんでもない回答が帰ってきました。

 

 

 

ゲェー! な、なんだってー!?

 

ぼくがしんじていた…データは…捏造されていた…だと。

 

 

ゆるさん、ゆるさんぞー釣具新聞!!

 

マジかよ名光通信社…

 

www.meiko-na.com

 

 

 

 

という訳で可及的速やかに、釣具新聞のTwitterに、せんせー!ながえ君がこんな事いってますよー、と伝えに走った。

 

 

数々の悪と戦い、苦闘の末に勝利してきた氏。

 

今度は業界新聞の闇を暴くのか、私は胸を踊らせた。

 

 

彼はいい加減な事を言うような人物ではない!

 

データこそ全て、データなしでは意味がない、いいからデータを出せ

 

 

 

データを信じる者は救われるのだ!

 

さぁ、遂に氏から衝撃のデータが提示されるのか!

 

 

 

 

 

 

 

え・・・

 

お、俺達の戦いはまだ

 

 

 

はじまってすらいねーよ!

 

 

 

私はブロッコリーされてしまった1話にして連載終了のサイバイマンだが、みなさんは是非とも、新聞社に対し、ここまで断じた氏から、衝撃のデータが提示される日を乞うご期待下さい。

 

 

いやー、ワクワクしますね。

 

 

あ、ちなみに週末の釣り場を探すなら磯投げ情報がおすすめです。

 

何故かと言うと、ルアー系の釣り雑誌と違って、殆どの記事で、釣り場、駐車場から、入るルートまで公開なんですよね。※これは関東版です。

 

磯・投げ情報 2017年 08月号 [雑誌] (BIG1シリーズ)

磯・投げ情報 2017年 08月号 [雑誌] (BIG1シリーズ)