突き抜けて面白いNetflix(ネトフリ)おすすめ作品紹介 観てないなら損【2020年8月版】
なんですかね、このネットフリックスのオリジナル作品が、日本ではいまいち世間では話題にならない感じは。
ネットニュースがお安くPV稼ぐ為に、有名芸人の発言を抜粋して記事に掲載されるラジオ以下な感じは。
携帯キャリアにお世話になる作戦もあり、昨秋時点で300万人、この春にはステイホーム、家こもり需要を引き受けてグッと伸びたんでしょうか。
まぁ抱えてる作品数が、遥かに多く、おまけに他ジャンルなのに、アニメに特化したdアニメストアとか500万人以上だと思うと、よほど会員の関心が一点に集約でもしないと、世間で話題にはならないですね。
草の根()的に、少しでも良作を口コミ()で広げていきたいと思い、自分で完結又は、公開部分は最後まで見れた作品を紹介したいと思います。
紹介の基準は自分が最後まで見れたかどうかです。再生速度2倍に反対するクリエイターがいるそうですが、今の時代、退屈過ぎてみてられない作品は仕方ないと思うんですよね。
定額サービスが当たり前になりつつある音楽でも、この傾向は強いらしく、冒頭サビ作戦が増えているそうな。
まぁだからと言って、何かを起こす為に無理筋、登場人物バカすぎもマッハ切りなんですが。
特にNetflixでは、ホラーとオリジナルアニメが分かりやすいジャンルですが、つまらない作品に対する察知力が高まっているので、ディスライクを押した上での5分切りしています。クオリティだけは高いんですけどねぇ。
さぁ、前置きが長くなりましたが、2020年夏ネットフリックスショーケース、ワイのマイリスト賞を発表します。
受賞作品にはオスカー像ならぬ、おっさんだ像を贈呈されたいなら贈呈を検討します。
① 王道的大作部門
ダーク DARK
日本語吹き替え なし
公開 完結 シーズン3
推したいけど、紹介が難しい作品。
なぜならネタバレをどこまでして良いのか悩むから、予告編みると3つの時代、時間軸、ここまでは書いて良いのだろうか。ドイツのシュタインズゲート。
この作品は何のジャンルなのだろうか、という事すら徐々に分かる、そう敢えてジャンルを言うのであれば、徐々に分かる系の謎解き作品。
とにかく話が進めば進むほど、糸は絡まり、時に途切れ、また繋がり、難解さを増していくのだが、知的好奇心で最後まで完走させるパワーを秘めている。
脚本の緻密さ、よく練られた構成は他の雰囲気だけしかない作品とは一線を画す。
マンハント
同名タイトルがあるが、福山が出てる方ではない
日本語吹き替え あり
公開 シーズン1完結
IQ150以上と言われた天才が、郵便爆弾によって全米を恐怖で支配し、その名を歴史に刻んだユナボマー事件を、よりエンターテイメントによって描いた作品。
電子メールやインターネットより郵便が主流の時代、証拠や目撃者といった通常の捜査が行き詰まる中、思考へのリンク(同調、理解)を武器に”ハンター”として犯人と戦うFBI犯罪分析官が主人公。
狡猾なテロ行為の連続的成功、全国紙への犯行声明掲載、その現代社会への疑義は共感を生み神格化する者まで現れ、更には身柄を確保後も、決定的証拠をめぐる思考の戦い、デスノートにおけるライトvsエルの様な話が現実世界でも起きていた、そして若干、それが格好良くまとめられた作品。
他に大作系ドラマとしては以下を紹介します。
全て自分で最後(公開部分)まで見られた作品です。
・ ナルコス 大麻薬王エル・チャポの生涯と、戦う麻薬取締官をドラマ化
・ マインドハンター FBI犯罪心理分析官という仕事が創設された時代の刑事モノ
・ リバーデイル ビバリーヒルズ青春白書の系譜にあるアメリカ学園モノ
・ ストレンジャーシングス グーニーズ、ET、AKIRA的?超能力少女と異界なSFモノ
② マニアックだけど面白い部門
メシア
日本語吹き替え あり
公開 シーズン1
早く2部を公開するんだ!
もしも現代にキリストが現れたら? アメリカのCIAがバリバリに監視するゼロダークサーティな世界に、不思議な力で群衆を先導する一人の男が現れ、世界が混乱する。
果たして、この男は”本物”なのか、というか、どうするんだ制作陣!まだ決めてないだろ(笑)
この感覚は何だと言うと、あれだ、異世界転生モノで転生してきた奴にむちゃめちゃされる現地人の気持ち。とにかく続編を早くしろ! ジョークではなくシリアスと融合させたセンスに○
ドラキュラ伯爵
日本語吹き替え あり
公開 シーズン1完結
今更、ドラキュラ…
使い古された題材で、ここまで面白く出来るのはあらゆる要素が優れているからに他ならない。
また着眼点という点において、インタビューイズヴァンパイア等があったが、この作品ではドラキュラ伯爵が都合の良いモンスターではなく、とにかく実在していたら、という点でリアルなのだ。どんな人物で、思考で、魔術の類を用い、処世術を駆使するのか。
先程のメシアでもそうだが、もしも~を徹底的に丁寧にやることで生まれる面白さ、果たして人はドラキュラ伯爵を倒すことが出来るのか。 え?そうですよバトル物です。
監禁面接
日本語吹き替え なし
公開 シーズン1完結
何をやってるんだネットフリックス!
予告編すらないんですけど?
何を推すべきか、作るアニメもそうだけど、本当にダメダメだよね。
面白いものを推して無い、数字しか見てないんじゃねって感じがする。
観客にカンフーキックのせいでサッカー界の外でも有名になった、フランス代表エリック・カントナが主演(引退後役者に)で本当に極一部で話題となった作品。
自社の役員にかなりヤバイ(命の危険を感じる)ドッキリしかけてメンタルを見てやろう、おまけにそのドッキリの為に、偽の求人で雇用を求める人を手玉にとって使い捨てる超絶クソブラック企業と、そのせいでおかしくなった人、みたいな話。
敵がそうくるなら、こっちはこうだ、カタルシスと虚無感、よく出来た作品。
他にもマニアックだけど面白いドラマ紹介
・ 女刑事マーチェラ 自分が殺っちゃったかも?みたいなシーズン1の導入面白い
・ UNSOLVED 未解決事件として有名なラッパー界の大物が殺された東西戦争を追う
・ ウィッチャー 評価は高いけどゲームやった事ないと魅力は半減
・ ノットオーケー 多感な思春期で色々悩む女の子…異能さえ無ければあんな事には
③ 普段、何かしらのスポーツを見る人なら必見部門
ラストチャンス (U)
日本語吹き替え あり
公開 2シーズン完結×2 +1シーズン(※)
ここまで良さが伝わらない予告編も珍しい。
日本のプロ野球と同じく、選手の育成をアマチュア、学生スポーツに委ねるNFLで、スターになる為のエリートルートから逸れてしまった者たちが、最後にチャンスを得られる場所が短大である。
世界最大のスポーツビジネス、米国(アメリカン)フットボールの育成年代を追ったドキュメンタリー。
言うことも聞かない、授業もサボる、そもそも犯罪行為でドロップアウトしてる奴もいる、でもなんだか君達には幸せになって欲しい、バックボーンにまで深く切り込むからこその感情移入と、そんな彼らの運命が交差するプレーの美しすぎる描写、見せ方はスポーツドキュメンタリーにおける、ひとつの到達点といえる。
サンダーランドこそ我が人生
日本語吹き替え あり
公開 2シーズン
世界から資本が集まる、最も成功しているサッカーリーグがイングランドのプレミアリーグ。
故に様々な思惑が集い、破格の成功を掴むクラブもあれば、長い栄光の歴史に終止符を打つことになるクラブも生まれている。
その中でネットフリックスが、なぜ1部リーグの(上位のプレアミがあるので実質2部)サンダーランドに密着する事を決めたのかは分からない。恐らく撮影時点では、美しい勝利の物語にするのか、落ちぶれていく敗者の物語にするのかは決めていなかったのかもしれない。
選手や監督だけでなく、スポーツディレクターやオーナーだけでもなく、ウルトラ(多分出禁になった元サポ)やファン、従業員といったクラブを取り巻く人々までに焦点を当てた、英雄譚ではない、サッカークラブとは何か、その存在意義にまで迫るドキュメンタリーである。
他にもスポーツドキュメンタリーとして紹介出来るのは
・ コーチスヌープ 音楽業界のスター”スヌープドッグ”がアメフトのコーチで奮闘する ※米国ではスポーツ団が貧困から少年を救うという重要な位置にある
・ 栄光のチームユベントス イタリアの絶対王者に密着したドキュメンタリー ブッフォンさんいい人
・マイケルジョーダン・ラストダンス ラストシーズンと全選手人生を重ねて振り返る構成がとても良い。ここまで”MJ”の中身に迫ったメディアは無いのでは。
④ 変わり種
ある意味でネトフリらしさ、ここを見ないと契約してる意味が薄いと言える作品達
最速の称号
日本語吹き替え なし
公開 シーズン2
車大国アメリカでは様々な車競技が行われているが、その中で人気があるジャンルが、直線に特化した大馬力改造車による、いわゆるドラッグレースだ。
その、停止状態からの急発進で直線を走り切る戦いに特化したモンスターマシンとドラッグレーサーのホームグラウンドに外敵として、100倍以上の価格で最新のテクノロジーを詰め込んだスーパーカーをぶつける。
マシン以上に個性がありすぎる魂をかけるレーサー達と、マシンは一流でもレースは初体験のセレブという、人生が交錯する刹那の10秒間。
予選を勝ち抜き王者に輝くマシンは…と言ったふうに、既存のスポーツではなく、独自に新しい競技を生み出してるのが面白い作品。
FYRE 史上最高のパーティ()
日本語吹き替え なし
公開 1時間37分(完結)
端的に申してバカ、最初から最後までニヤニヤしながら見れる作品。
勢いで盛り上がったまま、勢いで事を始めてしまい、いざ本番でグダグダになり、どっちらける感じってあるじゃないですか。
島、無人島を借り切って史上最高のパーティをしようぜ、いや、するぞ、俺達は無敵だ!サイコーだぜ!
SNSを巧みに操り、宣伝だけは上手くやった実行力、運営力、つまり開催能力ゼロの主催者が崩壊を迎えるラストは抱腹絶倒。次々と主催者を避難、罵倒する島に来てしまった皆さんも申し訳ないがスパイスでしかない。
いやぁ、こいつらジェットコースターに乗ってるとも知らずに、ゴトゴトと登ってる、俺たち高みに登ってるぜサイコーって楽しそうな前半を見てると、こちらも生暖かい目になるドキュメンタリー(全て実話)。
ゴージャスショッピング
日本語吹き替え なし
ほんと何やってんだよネットフリックス
こんなSNSウケしそうなのが予告編なし
早く担当者をクビにした方が良いと思いますよ
ロサンゼルスに住んでる、ショービジネス界の金持ちが、金に物を言わせてクソくだらないものを買う様を、密着取材するという、キングオブバカの番組です。
まぁいいんじゃないですか、皆さん、とても満足そうな表情ですし。
良い買い物かどうかなんて他人が判断する事ではない、という悟りを開きましょう。
殺人者への道
日本語吹き替え あり
公開 シーズン2
この事件の捜査は正しいのか? ネットフリックスがジャーナルな側面を持つ事がわかる作品。
DNA鑑定により、18年間も投獄されていた男の無罪が確定し、男は冤罪による不当な服役から釈放された。 一躍、世間の注目を集め、そして18年間の精算として賠償金を求める交渉が進むかという矢先に新しい事件が起きる。
車雑誌の若い女性記者が、行方不明になり、後日、遺体として発見される。今まさに人生を取り戻そうとしている男の敷地内(中古車解体・スクラップ場の為とても広い)で。
脅迫的な自供、証拠の捏造、次々と指摘される違和感、これは陰謀なのか、それとも!!!
フォックスキャッチャー事件の裏側
日本語吹き替え あり
公開 1時間31分
スゲーなこれ、という作品
大金持ちがオリンピックええやん!って閃いて、レスリングいけるやん!ということで『フォックスキャッチャー』なる練習設備込みでチームを作って、見事金メダルが生まれました。めでたしめでたし
こんな事件があったのを知らなかったし、事件の裏側に迫る映像を入手して、全公開出来るネットフリックスすごいなぁ、という作品。
日本でもあると思うんですよね、大事件の裏に迫る映像、例えば大規模テロ起こしたカルト教団が撮ってた物とか、いつか公開、人目につくことはあるんだろうか。
他にも紹介できる物事の裏側が分かる、迫る系として
・ ボクらを作ったシリーズ オモチャたち 映画たち
オモチャ編は有名な玩具の明暗、光と影みたいな成り立ちから成功、失敗まで、当時から今まで関わった皆さんが総出で語る内容。
映画編は、ヒットした映画の裏話を関わった皆さんで面白く語る内容。
・ カラーで蘇る第二次世界大戦 有名になった各戦地、戦場の記録映像をカラー化
ただの記録映像ではなく、どの様な状況で、どんな作戦が立案され、どうなったか、とまとめられてて良いです。
・ History101 世界を知るラジオ とりあえず知識をパッと入れたいなら聞くべし
・ 本番まであと7日 あらゆるジャンルの一大イベントを7日前から密着
突き抜けて面白いけど
ベター・コール・ソウル
これある程度はブレイキング・バッドを見た人向け、いわゆる登場人物のスピンオフ作品であり、時間軸的に前日譚とも言えます。
間違いなく2000年代トップ10に入るであろう本編を作っていた頃よりも、更に練度が上がった感すらある、密度の高い面白さ。
ネットフリックス加入者なら、いっそ、本編ごと全部見てしまうのをオススメ。
とりあえずこの辺にしておきましょう。
以上は全て、大体動画を再生し始めたら3分でゲームを起動し始めてしまい、5分後には音しか聞いておらず、10分後には(レコメンドに今後出ないように)ディスライク入れている人間が、最後まで見れた作品です。
好みはあるでしょうが、情報量と面白さの密度、これは不足していないと思います。
しかし何なんですかねぇ、あれだけ有名所に良い金額を払ってるであろうし、それなりに作ってるのに、全く話題にならないジャパンオリジナルアニメは。
ああ、日本沈没だけ悪い方向で話題になってましたね。私としては、これが日本版のサウスパークか、とオススメはしない程度に面白かったですけどね。皆さん、見方が悪いんじゃないでしょうか。
カガステルとかヒロインを手書きで可愛くしないと日本では話題にすらならないのが悲しい所なんですかね、Be the ビギニングより遥かにマシだったと思うんですが。
攻殻機動隊の細胞分裂しただけっぽい作品も良いですが、あの世界観におけるフォロワーであり、エヴァンゲリオンの流れを組んだセカイ系にまで発展させた遠藤先生のEDENを原作に忠実に作って頂ければ満足ですので、ご検討をよろしくお願いいたします。
ああ、ホラーと中世もの、及びファンタジーはやめておけって言っておきます。
日本作品じゃないとヤダ!という人には 火花 フォロワーズ 辺りも、金と事務所パワー優先の役者配置がなければ、ええもん作れるやん!って再発見あるのでおすすめです。
あ? 呪怨はホラーだからな、ホラーだぞ
岸からのマダイ釣り 東京湾(神奈川県方面)で生態系が激変している可能性
魚の王様が手の届く場所にきた
近年、今まで釣れなかった魚が岸から釣れる事で活況となっている東京湾の岸釣りラインナップに、新たなターゲット、魚の王様マダイが登場しそうな予感が高まってきた。
かつて、私は小学生から中学生にかけて、かなりの釣りキチで、今はまったくないが、嘔吐しながらも船釣りをやる根性もあり、その頃に東京湾で釣れる主要なターゲットは大体、釣った事がある。
その中で、何度も通って一度も釣れなかったのが岸からのマダイ釣りだった。
当時は、三崎港でマダイ養殖イケスが並ぶ、西側角の堤防先端から外側に向かってカゴ釣りで狙うのが主流だった。
※ 超激戦区だったが、現在は明確に立ち入り禁止で当然、釣り人は一人も居ない、
横で何度も上がってるのを見ており、悔しい気持ちが残った釣りであった。
この様な過去もあり、私にとっては、局所的な特殊な釣りの印象が残る、岸からのマダイ釣りであったが、近年、東京湾内の生態系に変化が起きたのか、岸から届く範囲で、更に、より湾内でマダイの釣果報告が激増している。
※ たまたま年に、数十万匹単位で放流された稚魚の生き残りが、環境が良くて、多数いる世代がある、という可能性もある。
ファミリー釣り場から続々と届く脅威の釣果報告
前述の様な背景も有り、真鯛釣りが盛んな地域とは違い、本格的にマダイのみを狙っている釣り人というのは殆ど、遭遇したことがない。
つまり、近年激増している釣果報告は、狙っていないにも関わらずに、釣れたというパターンが殆どなのだ。
よって、釣果が偶発的であるがゆえに、釣果報告が上がる場所、というのも、釣り人が多い場所とイコールになっている。
うみかぜ公園のような横須賀エリアだけでなく、より湾の奥にあたる、福浦岸壁、本牧海釣り施設、磯子海釣り施設などでも釣果が確認されている。
釣れ方も、カレイ狙いの投げ釣り仕掛けに、クロダイ狙いのフカセ釣りで、サビキ針に掛かったイワシに食いつく、シーバス狙いのバイブレーションに、タチウオ狙いのウキ釣りで…という偶然的な物が多い。
更に、もちろん40cm台もいるのだが、サイズが60cmを越える大型が多い、というのも特徴的だ。
実際にやってみた
2018年6月、前年に岸からのマダイ釣果報告が多数上がった『うみかぜ公園』で実際にマダイを狙ってみた。
イワシなどの小魚が接岸する時期が狙い目という、いわゆるフィッシュイーター系の定番が一つの目安になるのではないだろうか。
5,6月か、10、11月が釣果報告としては多い気がするが、これはどちらも釣り人が多くなる時期でもあるので、単純に確率の問題なのかもしれない。
餌 ユムシ
1匹140円(勇竿、つり具のポイント、キャスティング、上州屋などで購入可能)
※価格は変動します
エサ取りが少ない餌と言われているが、そんな事はない、と断言できるので、釣りをする時間に応じて購入匹数は悩む所。
餌落ちはめったにしないが、フグ、ホタテウミヘビ、ダイナンウミヘビ、などは好物の模様。
竿 投げ万能竿
390でもいい、場所次第。
よくある質問
Q こんな安い竿で大丈夫ですか
A 130cm、推定10kgオーバーのサメも釣ったことがあります。適切に使用すれば、マダイとの戦いで折れるという事は起きないと考えます。
リール
遠投しました。
リールは糸巻き量が重要、PE1.5号、又は2号が150m巻けるリール。
ダイワの3000番(LTモデルなら4000番相当)、シマノの4000番
糸
遠投性能を求めるならPEライン

シマノ(SHIMANO) PEライン ピットブル 4本編み 200m 2.0号 ライムグリーン 38.7lb PL-M64R
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8号~10号程度のナイロンラインをリーダーラインとして付ける必要があります。
結束 簡易FGノットは、この動画がわかりやすいです。
仕掛け全体図
潮が速いので、仕掛けが流されるのを防止するために、円盤系の中通しオモリを使用しています。
ハリスは30cm程度。
地獄の絶壁を避けろ
遠投が必要な理由です。
他の釣り場では該当しません。
磯子海釣り施設では、足元、岸から数mのウキ釣りで70cmのマダイが釣れています。
うみかぜ公園には、推定となりますが、岸壁から20m~30mの部分に、巨大な カケアガリ が存在します。
これは釣り人にとって、一度根掛かりしたら最後の絶望の壁となります。
大型のマダイを掛けて獲ることを考えた場合に、狙い目ではありますが、カケアガリは避けた方が良いでしょう。
何より、着水時に根掛かりしなくても、餌の確認などで一旦、回収しようとした時に、壁に刺さります。
ここでは最低でも60m以上投げた先で勝負する必要があります。
釣行の動画
ゴミくらい持って帰ろうや
釣り人が岸に増えている。
同時に、ゴミも増えている。
東扇島では善意からゴミ箱を設置しているのにもかかわらず、その場に捨てていく利用者がいるようだ。
2019年 1/25
— 勇竿釣具店 (@yuzao2012) January 25, 2019
釣り場美化活動報告🕊
ポイ捨てが無くなった訳ではありませんが、皆様にご協力頂き確実に減ってきています👏🏻✨
ポイ捨てを見つけ持ってきて下さる方、持ち帰って下さる方など本当に皆様、ありがとうございます😊
これからの活動方針をブログにまとめましたので宜しければご覧下さい✨ pic.twitter.com/OShIQOFMXZ
これを書くのは、怒りの共有をしたいからではない。
怒りの共有は気持ちがいいかもしれないが、なんの意味もないことだ。
理由は明確に、入場料を支払わない釣り場には、原則としてゴミ捨て場は無い事を知って貰うためだ。
無料だと言うことは、誰にも頼れない、責任を転化出来ないと言うことである。
ゴミの始末、コマセの清掃、無料で使のだから、責任は自己にある。
勘違いする輩もいるようだけど、駐車場代は車を停める代金であって、施設の入場料じゃない。
ゴミくらいは持って帰ろうや。
余談だが、100万円をバラ撒いて夢を語る聖人の様になった彼の人であるが、『送料無料とか馬鹿言ってんじゃねー、運送屋さんが汗水流してお前の所に持っていくんだよ』と、生の感情を吐き出していた時の方が好感を持てた。
釣り負けないタチウオの電気ウキ釣り なぜアタリが出るのに針へかからないのか
関東でも、もっと厳密に言うと、東京湾、特に神奈川県で足場の良いファミリーフィッシング向け釣り場でも岸から釣れることで、近年、大注目のタチウオ。
元からシーバスブームの影響で、海のルアーアングラーが多い地域である事もあり、タックルが流用できるワインドや、テンヤで釣る釣り人も多いように思う。
ただ、私は元から、広大な空間にルアーを投げる様な『オープンウォーター』なゲームが好きではなかった事もあり、ウキ釣りを選択している。
一方で、アタリが出てからの駆け引きが面白いウキ釣りなのだが、あまりの掛からなさ、に、釣果を求めてテンヤやワインドへと転向してしまう人が多い気がする。
この為、先ず、何故、針に中々掛からないのか、解決策を。
次に、ほぼ全ての有名な東京湾岸タチウオ釣り場で釣りをした結果、各フィールドで 電気ウキ銀座 な釣りをしてきた経験から、その日その時、その瞬間の釣り場で、釣り負けた経験を含めて、明確に釣果に差がついた知識をまとめたい。
使用する釣り竿やリール、道糸など、いわゆる基本的な仕掛けは、インターネットで調べる人が多いかと思いますが、特に初めてやるのであれば釣具店で聞くのが一番いいと思います。
この記事も、やってみたけど、納得がいかない人向けの記事です。
おさらい ルアー(引きテンヤ)とウキ釣りの差
① ルアーとウキ釣りでは、魚に針を刺す構造が異なる
以前書いた、ネタのような記事を参照。
タチウオ絶コロマン ウキ釣りでアタリは出るのにかからない…もう奴らを逃がさない仕掛け - K_adviser’s blog
簡単にまとめると、食いに来たタチウオを外側から引っ掛けるのがルアーの構造。
エサ釣りは口の奥深くまで送り込んで、口の中に針先が引っかかってくれるのを期待する構造。
タチウオは捕食スタイル、行動から、他の魚よりも、口の中に針先がひっかかる率が悪い。
② 探るエリア
ルアー釣りには早さがある。
飛距離だけなら、大型のウキを使えば負けないが、深い所から浅いところまで、次々と狙いを変えて探れる。
いわゆるマヅメ時間の様に、群れが一時、なだれ込んでくるような展開、沖の底付近にいる時は断然有利。
逆に言えば、遅さが無い。
ルアーゲームにおいて渋い魚というのはデッドスローの方が反応がいい傾向があり、動かしていないと見切られてしまうルアーに対して、ずっとそこに置いておいても、捕食対象と認識されるルアーには出せない遅さが時に強みになる。
以上の2点から、マヅメ時間に1時間程度、サッと行って帰りたい人はウキ釣りは止めたほうが良い。
経験上マヅメ時間は、明らかに釣り負けやすく、意地でも無い限りは、ウキ釣りをやるとしても、マヅメ時間はルアーを投げた方がいいかもしれない。
浮きが沈んでからが本番 ようこそタチウオ地獄へ
悔しい思いをしてきた皆さん、本題です。
ウキが沈みました、普通の魚であれば、ある程度深く入っていれば、いわゆる即合わせでいい魚もいます。
この差が何故生まれるのかと言えば、以前の記事でも書きましたが、捕食後に他の魚は反転したり、いわゆる引っ手繰っていくことで、口の中でテコの原理が発生します。
一方でタチウオは、反転せずに真っ直ぐ、後退して行きます。
この為、針は、タチウオの口の中で、常にすっぽ抜けやすい状態なのです。
上 反転する事で生まれる、針が普通に刺さる原理(釣り針の基本構造)
下 タチウオが真っ直ぐ下がってしまうので、テコの原理が発生しない
この為、タチウオの場合はウキは最初の目安、『戦闘配置につけ』の警報機くらいに認識しましょう。
数回の出入りを繰り返した後に、ウキが水面に見えなくなり、ずっと沈んだ状態になります。
いきますか?
いいえ、まだ、ようやく入り口です。
① 準備段階 糸を一直線に
ウキ釣りをしている以上、皆さんの仕掛けはこうなっています。
ずっと沈んだ状態だとこの程度です。
この状態で、一生懸命、力いっぱいに竿を煽った所で、仮に20mも先であれば、あなたの針にエネルギーは殆ど伝わりません。
なので、糸を、気持ちは 『タチウオにバレない、察知されない』 様に、ゆっくりリールを巻きます。
趣旨は、糸をより直線状にして、エネルギーが伝わりやすい状態を作ることです。
ルアーやテンヤが、一撃で針を刺すのは構造だけでなく、極めて伸びにくいPEラインを使用し、水中で糸が魚まで直線になりやすく、パワーのある硬い竿を使って、
エネルギーを確実に針へ伝達しているからです。
② あわせる 竿曲がってね?
さぁ、準備は整った!
タチウオにバレないように、出来るだけ直線状にしたライン、次の瞬間、あなたの手に竿ごと持って行かれる様な手応えがきます。
エネルギーがダイレクトに伝わる状態を作った結果、タチウオのアタリも、あなたの手に、より強く伝わります。
この瞬間、勢いよく竿をそいや!と立てるも
スカッ・・・手応えなし
4m前後の磯竿を勢いよく立てたとしても、エネルギーの伝達力は2m半のルアーロッドには遠く及びません。
なぜならとても柔らかいからです、竿が曲がるということは、エネルギーを殺してる、とイコール。
例えば、魚のアタリが出てない状態、糸とウキの抵抗だけで、結構曲がってませんか。
だからといって、もっとを求めて、力いっぱいやれば、ロッドは瞬間的なエネルギーで、しかもタチウオに向けて針にかけた力ではなく、道糸やウキが受ける水の抵抗で折れかねません。
③ ロッドを曲げない合わせ方
イメージ図です。
上の状態から竿を立てた時に、真ん中が鉄の棒、一番下が釣り竿。
鉄の棒に対して、釣り竿が、本来引っ張るべき糸の長さをを引っ張れてない、
つまり、エネルギーを殺している、事が伝われば幸いです。
ルアー竿に比較すると、磯竿はとても曲がりやすい、とても曲がる竿と言えます。
その、意図せずに曲がって、エネルギーを殺してしまう竿で、エネルギーをより伝達するにはどうしたら良いか。
『そうだ、曲げなければいい』
せっかく糸を直線状にしたのだから、釣り竿もそのまま、糸と一体に直線状に扱う。
竿は立てるのではなく、(若干前に突き出して)引くべし。
④ リールは上に
東京湾でタチウオが釣れると有名な場所は、ほぼ、柵もしくは、壁がありますね。
リールを下にしていると、
1,リールを正しく持っているのであれば、人間の体の構造上可動域が狭くなる
2,柵などにリール、または手をぶつける
この為、上、もしくは、横にするのが良いです。
今、イメージでやってみてください。
竿尻を、自分の斜め後方に上げようとした場合、リールが下では、人間の構造上、肘関節が邪魔をして無理だと、すぐに気がつくはずです。
右手だろうと左だろうと、リールが体に対して、外側位にある状態しないと無理ですよね。
まぁ、やってみて頂けると気がつくと思うのですが、根掛かりを外す時に行う、アレです。
釣り負け要素
そもそも、アタリが出なかったら、アワセ方も役に立たなくね?
実際に現場で体験した、隣との差で釣り勝つ要素、釣り負ける要素を紹介します。
釣りにおける優位性というのは、その日その時、同じ場所でやって初めて確認出来るのです。
異なる場所、同じ場所でも日時が異なったのでは、比較になりません。
① 飛距離
少なくとも神奈川県のメジャー釣り場において、飛距離でアタリの数に差が出た、という経験は殆どないし、見てもいないですね。
流石に飛ばなすぎる、のは問題としても、タチウオにバレない駆け引きを重視して、2号の円錐ウキを使ったライトタックルで、飛距離で負けた、という記憶はないです。
人より飛ばしているからといって、人より釣れてた人を見たことがないです。
常連が織りなす、ウキ銀座の中に入れば十分。
足元は狙い目?
近年の東京湾、めちゃくちゃタチウオが増えてますよね。
手前から水深が5m程度ある岸壁では、岸際50cmまで回遊することが珍しくなく、何度も釣れています。
他の人の迷惑にならないように、ウキもつけず一本足元に出しておくのはありかもしれないですね。 あまり沈めるとクロアナゴがくるので要注意ですけど。
② エサ
これはかなり重要。
特に、アジの一匹丸ごと付けは、目立つという意味で、アタリの量は優位性がある気がします。
しかし、仕掛けによっぽどの工夫が無いと、技術だけでは対応不可能で、最終的に釣り負けます。
次に、キビナゴの一匹付けは大サバ、大カマスなど多彩なゲストで楽しめるのですが、タチウオになると、それほど優位性があるとは思えません、まぁ普通です。
一方で、切り身系に比べると、本アタリが出るまで時間がかかる、つまり口の奥に針を送りこみ難い、という部分で、アタリの量で上回っても一回を物にしたサバの切り身に負けたことがありました。
釣り勝った現場を見た、もしくは経験したことがあるエサはコノシロの切り身です。
最初の出会いは、他の釣り人が並ぶウキ銀座の中で、アタリの数で一人勝ち、そして切り身特有の飲み込みの良さで、釣果でも勝ってました。
この時、私はアジ一匹付けでアタリの量は負けず劣らずだったのですが、最終的にはアタリは全部、針にかからずに、サバの切り身勢にすら負けました。
この動画の時も、コノシロ切り身を使っていましたが、アタリの量で周囲より明らかに多かったですね。
ラインナップに用意して損はないエサ、といえます。
③ ハリス
市販のエサ用タチウオ仕掛けを買ったとして、どうやって仕掛けにつけてますか。
ちゃんとハリスを足して付けてますか。
オモリ→市販のワイヤー仕掛け、直結は、アタリが出てからの食い込みも、よろしくないです。
オススメなのが、針、ワイヤーリーダー、そしてハリスが一体セットのこちらの仕掛けです。
オモリにスナップを付けるだけでOK
ケミホタルは、カットしたチューブを、針側から通していけば大丈夫です。
37か50を使いましょう。
④ 仕掛けが絡む
一定の距離を流し、リールを巻いて仕掛けを回収してみると、ハリス部分がオモリ部分にグチャグチャに絡んでいた!
つまり、待っていてその時間は全てノーチャンスだった訳です。
私も、この問題に悩まされていたのですが、仕掛けの着水直前に、リールから出る糸を故意に止める、フェザリングという技術をどんなに頑張っても、絶対に解決しない構造がありました。
仕掛け絡みで時間を無駄にした経験のある方は参考にしてください。
この手のタイプのオモリを使用しているのですが、問題は、仕掛けが着水後に沈んでいく状態にありました。
投げ込んだ仕掛けを、着水直前に、フェザリング(前述)により、真っすぐの状態で落とします。
問題は、使用しているオモリの沈む早さと、針部分の重さ、沈んでいく時の水の抵抗にあります。
オモリの沈む早さに対して、エサの大きさ、そしてケイミホタルの抵抗、により、着水時に真っ直ぐだった仕掛けは、オモリが道糸とハリスを張り合わせる状態にしてしまいます。
防ぐ方法としては、着水後に一気に道糸を送り込まずに、指で制御しながらゆっくり送り込む、のが技術的解消法。
物理的確率の低減であれば、一定の強度は要確認ですが、小型のハゼ用天秤などを噛ませる、のが良いと思います。
覚悟
正直な話、外部環境までを考えると、タチウオ釣りはオススメの釣りではないです。
人が多いだけではありません。
有名な釣り場でウキ釣りをする場合、ほぼ強制的に観音釣りを強いられる事を覚悟してください。
※厳密に言うと立ち位置を移動しないので観音釣りではない
例えば、左隣の人が自分の立ち位置からみて、右側にまでウキを流す、という状況は珍しくありません。
ここで、流すな、と言いたい人はトラブルで嫌な思いをするだけなにで、行かない方がいいと思います。
潮上からの連鎖なので、左の人も、その更に左の人に強いられているだけの場合が多々あります。
当日、釣り場の潮を読み、そこから打てる、最も潮上を確保するしか防ぐ方法はありません。
ならば!と最も下流に入ると、延々とウキを流せる代わりに、上流からも延々とウキが流れてきました。
この為、ウキ銀座の時間になるとルアー釣りも厳しいです。
色々な人と出会いましたが、ウキと一緒に横へ自分も移動してくる釣り人もいました。
そして私の前に来ると、釣具を広げるな、邪魔だ、と言う。
日本の方では無かったので、もう文化が異なるとしか、笑うしか無いですね。
こういう変な人に出会えてよかった、面白い体験だった、そんな状況を楽しめるマインドがない人は、タチウオは諦めて、誰も居ない釣り場を探すのが幸せだと思います。
エントリーしやすい釣り場というのは、そういう人も含めて、色んな人が集まる、初心者向けの釣り場なので、玄人の、分かってる釣り人同士のルールは通用しないと割り切ったほうがいいです。
釣りを楽しむと言うよりも、結果を求める、精神的漁師とも言える人に、釣り人の精神は通用しないのです。
使用ロッドはルアーロッドの感覚で使える、キャストしやすい軽い、磯竿
リールはシマノの3000番(05バイオマスター)、道糸はナイロン3号
P.S
タチウオの電気ウキ釣りは、小学生時代のバイブル、今井浩次さん著の『波止釣り教室』で紹介されていた釣りでした。
もちろん関東でも流用できるバイブルだったのですが、当時はスズキの資源量も少ないなど海もきれいではなく、特に関西では当たり前な、風物詩のタチウオ釣りは、関東では出来ないという意味で、余計に想いが募る、憧れの対象だった。
そもそもプライベートではルアー釣りしかしないのに、タチウオはウキ釣りにハマったのは、そんなノスタルジーが影響しているのかもしれない。
エイ、ウツボ、ウミヘビを避ける低中層ぶっこみ泳がせ釣り仕掛け考案
大西が得意な釣りであり、これまでカルモア釣査団の生放送という限られた時間の中でも何度か、ミラクルな釣果を出してきたブッ込み泳がせ釣り、というのがあります。
ヘブン1
ヘブン2
活きアジの入手が難しい地域や、現地調達の手間とリスクを回避できる、ウグイ系の活餌が多くの釣具店で取扱をはじめた事もあり、関東、特にヒラメや青物、タチウオが釣れるようになってきた東京湾で、今後、広がりを見せていく可能性がある釣りです。
一方で、この釣りを行った方が体験する恐怖として、釣り人目線でみるとロクでも無い奴ら、強烈なゲストがくる確率がとても高い釣りでもあります。
巨大なアカエイ、ウツボ、ウミヘビ(クロアナゴ)など、底で死魚を食べるようなスイーパー(掃除人)な奴らです。
地獄の光景
※ エイは尻尾に強烈な毒針がある為、近づく段階ですら注意が必要です。
地獄の光景2
食べると大変美味しいのですが、腕に巻き付かれた上に、物凄い歯で噛まれるので大変危険です。
リリースする場合はハリスから切る事を推奨します。
こいつらを避ける努力は出来ないだろうか、というのが今回の仕掛け考案の主題になります。
ベタ底は危ない
上記した生物は基本的に底を徘徊しています。
ここで、活餌が元気な時は良いのですが、弱ってくると底に着いている状態になります。
この一定時間が経過したタイミングというのは、ある意味でフィッシュイーターにとって捕食しやすいチャンスと同時に、エイやウツボが好む泳層に仕掛けが入ってしまう事を意味します。
せっかく出た強烈なアタリがエイだった、ウツボだった、というのは、この釣りをしている人なら多数経験している状態となります。
ウキ釣りで中層より上に狙いを絞ってしまうというのは回避方法としてありですが、低層のターゲットが釣れる事が減るだけでなく、
流れる事で潮が早いところでは難しい、更にはウキを広く流せない状況だと、こまめに打ち直しが必要になってしまい、エサとなる活魚の消耗が激しい、などデメリットが想定されます。
この点において、今年経験した2つの仕掛けのメカニズムを泳がせ釣りにも流用できないだろうか、と考えました。
自立式低中層泳がせ仕掛け
沈めウキのフカセ釣りと、ぶっ込みサビキという、重いオモリは底に付けるけど、上部にウキを付けている仕掛け、というのが参考になりました。
<キモになりそうなアイテム>
<この仕掛けのメリット>
・ 活餌が弱った時に底に落ちない
・ 仕掛けを立たせる事でバーチカルにポイントへアクセス
・ 根掛かりを防ぎエサや仕掛けの損耗を減らす(大型根魚などを岩礁帯でも狙える)
・ 流されないのでピンポイントで待っておける
<想定される問題点>
親子サルカンの強度が大型青物には耐えられないかもしれない。
リスクは低減するが、多少は浮いて食う、のでゼロではない。
ウキがある分、違和感を感じて離す確率が上がるかもしない。
仕掛け絡みの発生率はエサの泳ぐ量によるので、やってみないとわからない
この放送はエビ撒きがメインなのですが、泳がせも置いておいたら、という感じなので、この仕掛を試したいと思います。
何しろ出たら巨エイみたいな所なので、最低でも底は切っておきたい。
Netflixはじめました
最近になってNetflix(ネトフリ)の契約しましたが、皆さんは見てますかネトフリ。
動画はAmazonビデオで見てるから十分なんて、完全な誤解です。
ネットフリックスで、それらはオマケにしか過ぎない、この意味を解説します。
この点、日本だと、既にプライム契約を持っている人が多く、ビデオ見放題サービスとしてはラインナップも豊富なAmazonで十分、という意識の人が多いと思われ、専門サービスのネオHuluやネトフリが苦戦している要因でもあると思います。
配送サービスに期待して契約していた人にとっては実質0円なのに対して、動画だけで650円~1000円というのも大きいでしょう。
また、スポーツ専門放送のDAZNが大きく契約数を伸ばした要因でもある携帯キャリアとの連携においても、ドコモやau等は、既に独自にdTVやビデオパスを展開しており、むしろ強力なライバルになっています。
今後、米国のサービスから独立したことで、世界でのバックボーンが全くない日本だけのHuluは相当苦しいかと思います。
一方、世界を制しているのがネトフリ。
それ故に、膨大な契約者数を背景に、年間のオリジナル番組制作費が、日本の全民放局合計値を上回るそうで、Amazonと正面から殴り合いを続けられる体力があるプレーヤーと言えます。
私も、そろそろ、そのビッグウェーブに乗っておかないと、世界的潮流から取り残されるのもマズイだろうと、いわゆるネトフリオリジナルを見る為に重い腰をあげた訳です。
彼が政府、警察、敵対組織との戦争(抗争)に明け暮れる半生を描いたドラマ
引用元 https://www.netflix.com/title/80025172
ネトフリ契約したら『火花』は見といて損はない
特に、いわゆるキラーコンテンツとなったのが、ピース又吉が芥川賞を受賞したことでメディアミックス的な展開が行われている『火花』であり、潤沢な予算を背景にネトフリで映像化されているのを知ったのは大きなキッカケでした。
この原作は、売れるかどうか瀬戸際ラインにいる若手お笑い芸人を描いた※青春ストーリーな訳ですが、作品内のセリフを引用すると『淘汰されずに生き残った』プロ中のプロが書いた事によるリアリティーは、もはや半自叙伝的な作品と言っても過言ではないと言えます。
※ こう書くと、いわゆるチャラい作品をイメージする人がいるとアレなんで補足しますが、文学畑な作品なので、少し内面的な、ウジウジした感じですけど、ゆえに重さがあって良いわけです。
また、お笑いシーンが映像化した事によって、これまで読み手により脳内補完されていた速度や動き、テンポと言うものが、よしもと全面バックアップによるプロクオリティで再現されたのは非常に映像化の意味があったと思います。
原作の看板だけ借りて金儲けしようという、浅ましい根性による何の意味もない映像化が乱発している中で、素晴らしい事です。
Amazonにはない作品
さて、他にも昨今ではアニメでも、テレビ放送はするのですが、ビデオオンデマンドには特定のサービスにしか出さない、制作委員にAmazonやネトフリが入ってる作品というのが、あります。
例えば、甲鉄城のカバネリはAmazon、BLAME!の映画版やクジラの子らは砂上に歌うはネトフリです。
アニオリだけど怒るファンは一人もいない、というデキじゃないですかね。
この点で優勢なのが膨大な制作費を持つネトフリであり、また、契約してみて思うのは、Amazonが買わない様な値段が高い作品も買っているのではないでしょうか。
例えば、美味しんぼは両方にありますが、Amazonだと日米米戦争等のスペシャル版がありませんし、プロフェッショナルやプロジェクトX等のNHK作品もありません。
勿論、細かく吟味すると逆パターンもありますが、総合的に見るとネトフリの方が多いかなぁという印象です。
そんな訳で、最近はAmazonの滞在時間よりも、ネトフリの滞在時間の方が断然増えているのですが、オリジナル作品も興味がある奴は何個かチェックしたので、それ以外も見てみるかと、プロジェクトXを何となく見てみたんですよ。
いやいや、今見てみると、かなりヤバイというかツッコミどころ満載な感じですね、これは。
なので次回は、何の気なしに見た、プロジェクトXについて書きたくなりました。
タチウオ絶コロマン ウキ釣りでアタリは出るのにかからない…もう奴らを逃がさない仕掛け
初めてですよ…
ここまで私をコケにしたお馬鹿さん達は。
昨今、関東、特に東京湾でも魚が釣れる事が解り、盛り上がってきた岸からのタチウオ釣り。
今年は夏頃から好調の報を聞くことも多く、運営する生放送釣り番組『カルモア釣査団』でも取り上げた訳です。
1回目の放送では、エサであるアジがイカに数度襲われた為、イカ仕掛けに変えた所を、タチウオに持っていかれる、ミッドウェー海戦における装備換装の悪夢が再来したかのような『カンナにタチウオはかからねーんだよ!』事件で惨敗。
『このままじゃ終われるわけねーだろうがよ』と意気込んだ2回目は
その場しのぎで作ったオリジナルなフックセッティングの限界を露呈し、投げ入れたエサは入れ食いされましたが、一度も針にかからず、終了となりました。
まぁ、番組では、これこそがタチウオ釣りの醍醐味なんだ、これがやりたくて皆行ってしまう、と共感を得るコメントも多数頂いたように、
必ずしも漁獲を必要としない趣味としての釣りの観点から、更に、私は釣った魚を持ち帰らない事もあり、楽しめたのかと言えば、それはもう、楽しい体験であった訳です。
ああでもない、こうでもない、と毎回エサの付け方、使用する針の変更と、その場で出来る事をやり、すぐに反応が得られ結果が出る、というのは自然を相手にする釣りでは中々、遭遇しないことでもあり、貴重な体験でした。
つまり、今回は、その延長として、では手持ちの道具ではダメだったので、一度リセット、そう今流行りの独断かつ、人のメンツを丸潰そうが一切気にしない、リセットをして、インターバルタイムを活かした、余裕のある時間で再度、タチウオ釣りの仕掛けを考えることにしました。
また、前回は当日に、デザインを実現する道具を買いに行ったのに、マニアックな道具は置いてなかった、という悔いも一部あります。
先ず、私が人よりもアタリを多く得る為に、当日にスーパーで人間向けに売られてる食用のアジを使う場合、なぜ、かかりづらいのか考えました。
タチウオは長細い魚なので、真上から見ると、くちばしのような形状をしています。
これに対し、針をどの様に設定したとしてもとても接点が少ないのが解ります。
また、エサ釣りで針を口に刺す上で、口の中に入った針が、口の中を滑って、最終的に、口のエッジを支点に刺さる、というかかり方をすることが多いのですが、
タチウオは多くの魚と異なり、そのまま噛んでる事が多いです。
釣り針が魚に刺さるメカニズムとして、魚が捕食後に反転するから、魚の口付近で支点が生まれるが、反転しないタチウオは支点が発生せずに、そのまま抜けてしまう、ということになります。
様々な形状がありますが、極論的には、エサを飲んだ時以外は、全て運任せと言えます。
非常に参考になる動画があります。
エサを捕食した後に 、くわえたまま、向きを変えない、反転しない、タチウオ独特の捕食姿勢です。
ルアーやテンヤ(引き釣り)は魚に針を刺すメカニズムが違う
ここで、アタリの数に対してルアー釣りや、テンヤ釣りのキャッチ率が高いのは、そもそも、魚の口に針を刺すためのメカニズムが異なるからです。
研究をする上で、これらの釣り方では、釣り上げられた直後のタチウオ画像を、徹底的に見たところ、針が外がかり、外から口にささる状態、もしくは顔周辺に刺さっている事が、とても多いことに気が付きました。
これは最早、フグやカワハギのカットウ釣りに近いイメージの釣りで、感度の良い仕掛けで、アタリを素早く察知し、大きな針に強い力を発生させて刺す、という、
そもそも針が口の中に入ってくれることを想定しない、別のメカニズムだと理解する必要があります。
ワインドルアーですと、ヘッドについてるトリプルフックが下顎に外がかりしてるケースがとても多い筈です。
つまり逆説的に見れば『 従来の針がかりとは別のメカニズムであれば、タチウオのアタリを多数かけられる 』とも言えます。
※注 ココから先について
Googleさんマジで勘弁してください。
この記事は『タチウオの捕食行動は他の魚とぜんぜん違う事』
故に、ウキ釣りをした際に、釣り針が刺さり難い点に関しては真面目に書いています。
が、後半の仕掛けに関しては完全ネタです。(何故コチラが検索で上に来るのか…)
真面目な記事はこちらを参照して下さい。
以上を踏まえて、あくまでもアジ一匹エサを使った電気ウキ釣りで、私が考案した仕掛けが、本記事で紹介する、タチウオ絶コロマンになります。
ベース
アジの姿勢制御用に水平針を使用しています。
遠投した際にアジの硬い所に、これが作用することで、身切れなどを防ぎ、またウキを流すことで、自然な姿勢での水平移動により、違和感を与えません。
孔明の罠的に、これをアジの内部に仕込むことも出来ます。
鮎の掛け針みたいな形状をしたかかり重視の針です。
万全に見えるようですが、この時点では、まだ、
・ 運良く針を噛んでくれた
・ 咀嚼してる過程でたまたま針が引っ掛った
と運任せであると考えます。
ここで次に、画期的なワイヤーとトリプルフックの運用を行います。
用意する物 ワイヤーと とトリプルフック ST26かST36の#14
ワイヤーに数珠状に、固定せずに通します。
改良版と装着例
デザインや企画が良いものだとして、実装の段階で躓くことは多々あります。
市販のワイヤー仕掛けを流用したバージョンの装着事例を紹介します。
今回使用したワイーヤー仕掛け。
ワイヤー全体の長さと、締めにトリプルフックが付いていることが適しています。
これに補充でフックを装着します。
使用したフックはこれです。
ワイヤーを有刺鉄線化するアシストとして機能する事を目的としているため、小型のものです。
ワイヤーへの装着は小型のスプリットリングを使用しました。
仕掛けの装着例
最初からついている仕掛けの針は遊ばせている状態です。
アジの口へワイヤーを通す
口が柔らかいと言われるアジですが、下顎はとても硬いです。
最初に、ハサミや針外しの棒、などで、硬いところの後ろにある部分から、口へ貫通させたルート作ると、ワイヤーをすんなり通せます。
この状態にしたものを、先に紹介している平行仕掛けで姿勢を作ります。
この時、口から伸びているワイヤーよりも、平行仕掛けの方が短いことで、仕掛けを投げた時には、一切引っ張らない状態になってる事が必要です。
では、なぜこれだと、運任せではなくなるのか。
先ず、アジを水平移動させる事で、タチウオが噛み付く方向を限定しています。
次に、これがキモですが、アジを全面防御していることで、ワイヤー線のどこかが、必ず支点となります。
左はくちばしが線を噛む図。
右は真上から口をみた際に、噛むことで、口の左右に支点が生まれる図。
先程、説明したように、口の中に針があり、口のエッジを支点とする通常の方法はタチウオには通用しません。
この為、そもそものエネルギー方向を、口の奥から外ではなく、線を噛ませる事で、口の左右に変換する試みです。
勘の良い釣り人はこの図で気がついたと思います。
テンヤもルアー釣りも、口に対するエネルギー方向として、縦だけじゃなく、横であることがとても多いのです。
串に刺さった焼き鳥をくわえて、串を引っ張ったらその先に針が大量に付いてる状態をイメージして下さい。
デメリットとして、小型のトリプルフックを使うので、大型を想定した場合の強度、更に、釣り上げるたびに、フックが何本か折れるので、採算性は全くありません。
ですが、魚の口になぜ針はかかるのか、というメカニズムに基づき、従来あるエサ釣りの概念では対応出来ていないタチウオの捕食に対して、口の左右外側に支点と針がかり位置を想定した、運任せではない仕掛けであると考えます。
理論は完璧、あとは実地検証。
小さいエサを飲むまで待てよ作戦に負ける恐れはあります。
この記事はタチウオの捕食行動について考察していますが、真面目な記事はコチラ
釣り道を語る ~ゲームの主導権~
インビクタスという映画がある。
これはネルソン・マンデラが南アフリカ共和国の大統領に就任した直後、黒人と白人が一つになる象徴として、1995年ラグビーW杯に、同国では初の人種の隔たりを除外したチームが挑んだ内実を描いたストーリーであった。
その映画のコピーにあった一文
「 私は我が運命の支配者、我が魂の指揮官である 」
この映画内で使用された曲からとられたフレーズに共感を覚え、揺らぐ意思に打つ楔として記憶している。
帰るという決断
例えば最近、クルクルバチを見ていない。
当然、それに伴う爆釣だなんだというフレーズには縁がない。
その結果、運動不足解消に雨乞いと、風神の舞を週末や潮周りの良い日には行う事にしているが、効果が出ているかどうかは私には解らない。
だけれども坊主と言うワードにも縁がない。
なぜか
特別に上手いわけでも、引き出しが多い訳でもなく、釣りをしないからだ。
水辺に立って、現況を判断した上で、釣りを全くしないで帰るからだ。
だからボウズにはならない。
主導権
自然は思うようにならない。
読んで字の如く、正にあるがままの状態を意味する。
だからといって、こちらも、やらなければならない理由は何もない。
それに付き合わなければいけない、何て事は無い。
勿論、渋いゲームでもしたいと言うなら、やればいいし、釣りをする事が目的でも構わないと思う。
ただ、あくまでも最終決定する権限は自分にある事は忘れたくは無い。
自然だから仕方ないでスタートは切らない。
自然を相手にする、自然に対する、と言うのはこう言う事で、
つまり主導権を失うと言う事は自分までも自然に取り込まれてしまう行為では無いかと思う。
P.S 2017
絶対にその日にやらないといけない釣りって、つまりはヒトに主導権の無い釣りなんですよね。